2015年1月31日土曜日

虫丸公演

長年の旧友で、屋久島に住んでいる天然肉体詩人・藤條虫丸が次の木曜日、スペースALSーDで、公演します。「列島横断カラダひとつの踊り旅 2015年」で、こちらによる事になりました。
器用なというダンサーではないかもしれませんが、自然の中に放下したような脱力感、日々の労働の中で作られた肉体の美しさが彼の踊りの魅力だと思います。
彼の他、若手ダンサー 鳴海姫子、金亀伊織、筑前琵琶の片山旭星、ケーナ奏者の山田聡が出演しますので、宜しければ、是非いらしてください。
 
由良部正美
 
-藤條虫丸 列島縦断カラダひとつの踊り旅2015-
DANCE 天然肉体詩「・・・・を待ちながら」
 
2月5日(木) 18時開場 18時半開演
場所 スペースALS-D 
料金 2000円 予約制(このメールアドレスに返信で予約可)

          090-5155-3543(ゆらべ)

2015年1月9日金曜日

1月13日 ALS-Dで舞踏公演と映画上演

岩名雅記氏は、甲谷さんが発病前に高く評価していた舞踏家です。今回縁あって、スペースALS-Dで公演と岩名さんの映画作品が上演されます。
詳しい情報、問合せは下記に!


岩名雅記 舞踏と映画上映会  
Masaki Iwana Butoh and Film
[会場]スペースALS-D
18:00 - 開場
18:30 - ダンス公演
岩名雅記 /音 向井千惠
若松萌野
20:00 - 映画上映
「夏の家族」
18:00- open
18:30- Dance Performance
Masaki Iwana / Chie Mukai (sound)
Moeno Wakamatsu
20:00- Film
'A Summer Family'
[料金/charge]
映画のみ/film only adv/¥1000 door/¥1300
ダンスのみ/dance only adv/¥2000 door/¥2300
映画+ダンス/film, dance adv/¥2500 door/¥2800
※ 映画上映に限り18歳未満の入場をお断りします
[会場] スペースALS-D 〒603-8225 京都市北区紫野南舟岡町38-23
http://yurabemasami.blogspot.jp/p/als-d.html
※市バス(6、46、58,206) 千本鞍馬口バス停から徒歩5分 ※駐車・駐輪スペース はありません。
space ALS-D 38-23, Murasakino Minamifunaokacho, Kita-ku Kyoto-shi, 603-8225
[予約/reservation]
yasu02963ka@ybb.ne.jp  080-7013-1178 (Yasuo Fukurozaka)
定員が限られていますので、なるべく早くご予約ください。
[協力]舞踏をめぐる集まり
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岩名雅記監督作品 「夏の家族」
     ‘狂気’の窓から眺めた‘現実’はかくも美しい。
「朱霊たち」に続く長編劇映画第二作 京都初上映 (16ミリ モノクロ スタンダード・79分 2010年日本映画)
<物語>フランス南ノルマンディに住む日本人舞踏家カミムラ(62歳)のもとへ、 今年も東京から妻アキコ(47歳)と娘のマユ(8歳)がやって来た。ほどなくカ ミムラと同棲する愛人ユズコ(35歳)はニューヨークへ旅発っていく。 四人の 関係は至って穏やか、光と緑に包まれた‘夏の家族’たちの平穏な日々が続く。た だ不思議なことはそうした間にもおしゃまで快活なマユの声はすれども一度として その姿を見せないことだ。
人と自然が織りなす魂のシンフォニー。狂気と愛が共鳴する不可思議な世界。
     静かに狂へ。
キャスト:吉岡由美子、若松萌野、岩名雅記、諸星すみれ、ほか 音楽:平石博一 脚本・監督・撮影:岩名雅記/ 編集・井関北斗/ 制作:映像舞踏研究所 白踏館(IMBB) 協力:フランス国オルヌ県レベイヨン村とその住人
2010年1月オランダ・ロッテルダムで初上映されるや世界の映画祭が注目!
(前略)登場人物たちの日々はゆったりとやさしく舞踏と平和な風景との間を揺れ 動く。が、監督岩名は突然開き直ったかのように話を激しくむき出しなセックス描 写へ向ける。それはあたかもかつて大島渚が感覚の世界の中でからだを溶け合わせ たかのようだ。この映画は不思議で催眠的であり予測できない魅力がある。またこ の映画はどんなジャンルからも自由であり、私たちは先入観無しに登場人物がみせ るような柔軟性を持ってこの映画を観なければならない。「岩名雅記」の名前は明 記しておくべきだ。
(2010年/第12回 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭公式サイトより)
第39回(2010)ロッテルダム(蘭)国際映画祭「輝く未来」公式上映作品 第12回 (2010) ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭上映作品 第 3回 (2010) バンクーバー・ニューアジア国際映画祭公式上映作品 第34回 (2011) ヨーテボリ(スエーデン)国際映画祭公式上映作品 第16回 (2010) リオン(仏)アジア国際映画祭上映作品
◇ 岩名雅記 (いわなまさき)
1945年東京生まれ。69年TBSを以来退職、演劇活動を経て、75年師もなく突如「名付けようの ない身体行為」を開始。9年後に初めて「舞踏」を名乗る。84年迄に全裸、不動、垂立による実 験的ソロ・パフォーマンスを150回以上にわたって展開。83年仏アビニョン国際演劇祭招待を機に 活動の中心をヨーロッパに移し、88 年フランスに移住。 「全裸の捨て身と爪先立ちの危機感(批評家・合田成男)」で人々を魅了、ドサ 回りを信条に現 在まで45カ国120都市でソロ活動を展開。 96年フランス南ノルマンディにアトリエを開設、10年間ワークショップ「世紀を超えて」を経て、 現在2016年までの 5 年間ワークショップ「re- ‐Be 再 存」を実施中。 2007年、初の長篇舞踏劇映画「朱霊たち」を制作、2009年ポルトベロ 国際映画祭(英国)でグラン プリ受賞、2010年第二作「夏の家族」とともにロッテルダム国際映画祭に招聘される。2012年に は「うらぎりひめ」を完成、現在第四作「シャルロット・すさび」を準備中。
◇ 若松萌野(わかまつもえの)
東京浅草に生まれる。‘85年父親の仕事の関係で渡米,18歳までトロントとNYでクラシック ピアノを学ぶ。‘99年にクーパーユニオンを卒業してNYで建築家として仕事につく一方、 カニングハム・メソッドを学習、2001年にはフェルデンクライスの指導資格を取る。 2002年ソロダンサーとしてダンス·シアターを追求するため建築世界を去る。2008年渡仏、 以来ソロ公演とWSを全欧で展開中。映画出演に「朱霊たち」「夏の家族」(ともに岩名雅記監督) 、"Temptation of St. Tony" ( Veiko Oumpuu 監督・エストニア)がある。