2011年8月29日月曜日

第5回マンスリーダンスセッション


前回の第4回目のリーラ、今までと又違った感触がありました。身体と身体がある親和性を持つのと反対に、拡散していく力をより感じました。結んでいくより解いていく力、フォルムより素材、音楽より音、からだよりオブジェ、そんな感じであった様な気がしました。物質への郷愁とでもいいましょうか、やはり、私達のからだに奥深くある衝動の一つのようにも思います。
 
さて次回はダンサーのヤザキタケシさんをゲストに迎えました。ご存知の方も多いでしょうが、ヤザキさんは関西のコンテンポラリーダンスシーンを長くリードしてきて、上質のエンターテイメント性としっかりとしたコンセプトを持ったダンサーです。古くからの知り合いで、何度か共演もさせていただいた仲ですが、忙しい中、一緒にダンスセッションを遊んでくれる事になりました。久しぶりの彼とのセッション、本当に楽しみです。いつの間にか、お互いR50の年となりましたが、踊り、身体への知覚、眼差しは、より深まっていると思います。上質の酒のように、身体で蒸留された幻が、味わえると思います。

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